３つに分かれる筋腫の種類と症状

３つに分かれる筋腫の種類と症状

子宮筋腫の種類

子宮筋腫はできた場所で３つの種類に分けられます。

①筋層内筋腫

子宮の筋層（筋肉）にできる

②漿膜下筋腫（しょうまく）

子宮の外側にできる

③粘膜下筋腫

子宮の内側にできる

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いちばん多い種類は？

①筋層内筋腫・・・およそ60〜70％

②漿膜下筋腫（しょうまく）・・・およそ20〜30％

③粘膜下筋腫・・・およそ10％

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筋層内筋腫の症状

できる場所がお腹側か背中側か、どの方向に向かって大きくなるかによって、症状が異なります。

内側に向かって大きくなると、子宮内膜が凸凹になり、生理痛や過多月経、不妊の原因となります。

子宮筋腫があるところに、妊娠してしまうと、早産、胎児の発育不良や胎位の異常、前置胎盤や早期胎盤剥離が起こる可能性もあります。

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漿膜下筋腫（しょうまく）の症状−１

子宮の外側にコブができる漿膜下筋腫は、子宮内部を圧迫することはないため、月経異常などの症状が現れにくく、発見されにくいタイプです。

筋腫が大きくなると圧迫症状が現れることがあります。

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漿膜下筋腫（しょうまく）の症状−２

周囲の臓器を圧迫するので、膀胱の近くにできると頻尿に

直腸の近くにできると便秘に

子宮の後方にできると腰痛になることもあります。

子宮本体から離れて、細い茎でつながる有茎性の有茎性漿膜下筋腫もあります。まれに茎がねじれることがあり、その場合、痛みを伴います。

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粘膜下筋腫の症状

発生頻度は低いのですが、子宮の内腔に突出するようにコブができるため、直径が１cmくらいでも、過多月経や不正出血、出血が長期間続くとその影響で貧血になるなどの症状が出やすいタイプです。

大きさに関係なく、子宮の内部にあると不妊の原因にもなります。

一部は根本に茎をもつ有茎性粘膜下筋腫となります。これが、子宮内で成長すると、異物を押し出そうとする子宮のはたらきで、子宮口から飛び出してくることがあります。これを筋腫分娩といいます。

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診断法

内診と言われる婦人科診察とエコー検査で診断します。

大きな筋腫や手術を考える場合にはMRI検査をすることもあります。

大きな筋腫は悪性の子宮肉腫との区別難しいことがあります。（大きな筋腫の約0.5％は子宮肉腫といわれています）。

MRI検査結果や大きさ、年齢、大きくなるスピードなどで判断します。

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まとめ

子宮筋腫の種類は

筋層内筋腫・漿膜下筋腫・粘膜下筋腫の主に３種類

子宮筋腫の症状は

筋腫ができる場所によって異なる。

子宮筋腫の診断法は

内診・エコー検査・MRI検査がある

私の場合は、『筋層内筋腫』でした。

初めてわかった時は、３cmくらいでしたがとってもショックでした。

当時２２歳だった私は、生理不順と生理痛に悩まされ、婦人を受診したのですが

医師から『将来妊娠出産を望むなら早く結婚しなさい』と言われ、

「私は子供が産めない体になるの？」と急に将来の不安が襲ってきたのでした。

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